瀬戸内海や沼田川河口に面する三原沖では、沿岸に秋から冬にかけて霧が発生します。
この現象は、具体的には解明されていませんが、主に大気の温度が水の温度より冷たくなったとき、
空気が水面上に流れ込むことによって気流が上昇し、水蒸気が生じて起こるといわれ、
その多くは、よく晴れ、冷え込んだ日の早朝に発生します。
瀬戸内海国立公園筆影山から見られる三原の海霧は、
大変幻想的で写真撮影スポットとして広く知られています。